産科

妊婦健診

妊婦健診 母子とともに健康かどうかを診察するのが。妊婦健診です。妊娠24週目までは4週ごとに1回、24~36週目までは2週ごとに1回、それ以降は出産まで毎週健診を受けます。特に流産や早産の兆候がないかどうかをきちんと見極めること、妊娠中毒症などにかかっていないかを見逃さないようにすることが大切です。体調に留意して、無理せず健康な妊娠生活を送りましょう。適切な食事、運動、休息、体重の管理を心がけてください。
産婦人科をご希望でありましたら、小机にあります「よしかた産婦人科」へご相談ください。

出産までの流れ

妊娠5~6週

胎のう(赤ちゃんが入る袋)が見えているかを確認します。

妊娠7~8週

胎芽(赤ちゃん)の心拍(心臓の動き)が目視できるようになります。
※ここで、妊娠初期検査を受けます。

妊娠9~10週

胎芽の頭殿長(頭からお尻までの長さ)を測定します。
※出産予定日の確定ができますので、分娩施設に分娩予約を取ってください。

妊娠12週~

妊婦健診(体重・血圧・尿・むくみの有無など)がスタート。

妊婦健診の間隔

~妊娠23週:4週ごとに1回

妊娠24~35週:2週ごとに1回(当院での妊婦健診はこの時期まで)

妊娠36週~:毎週

妊婦健診の間隔

妊娠 健診内容 検査
5~6週
  • 子宮内に妊娠しているか
  • 胎のうがあるか
  • 超音波検査
7~8週
  • 心拍確認
  • 妊娠初期検査
  • 子宮頸がん検査
  • 超音波検査
  • 初期血液検査
    (貧血、梅毒、血糖、血液型、HIV、B・C型肝炎、風疹抗体価、間接クムース)
  • 子宮頸がん検査
9~10週
  • 胎児の大きさ
  • 心拍確認
※分娩予定日確定
  • 超音波検査
12~23週
(4週間ごと健診)
  • 妊婦健診(体重、血圧、尿、むくみの有無など)
  • 胎児の大きさ
  • 胎児の発育状況
  • 超音波検査
24~27週
(2週間ごと健診)
  • 妊婦健診(体重、血圧、尿、むくみの有無など)
  • 胎児の大きさ
  • 胎児の発育状況
  • 超音波検査
28週前後
  • 妊婦健診(体重、血圧、尿、むくみの有無など)
  • 貧血検査
  • 胎児の大きさ
  • 胎児の発育状況
 

母親学級

お母さまだけでなく、お父さまにもご参加いただく、健康的な妊娠生活と満足のできる出産に向けての勉強会です。妊娠中の心構えや、身体の変化、注意しなければならない病気について、助産師・栄養士・医師が解説します。初産婦の方に限らず、経産婦の方もぜひ受けられてください。食事の指導や、妊婦体操なども行います。

1回目 受講時期:妊娠16週~28週

お母さまだけでなく、お父さまにもご参加いただく、健康的な妊娠生活と満足のできる出産に向けての勉強会です。妊娠中の心構えや、身体の変化、注意しなければならない病気について、助産師・栄養士・医師が解説します。

助産師による勉強会内容例
  • 妊娠中の過ごし方
  • 妊娠中の食事
医師による勉強会内容例
  • 妊娠中に注意したい病気
  • 妊娠中の身体と心のトラブル
  • よしかた産婦人科の自然分娩

2回目 受講時期:妊娠28週以降

出産に向けての準備、フリースタイル分娩について、陣痛時を上手に過ごす方法など、より実践的な内容です。特に当院での出産が初めてという方は、ぜひ受講されてください。できるだけ、お母さまだけでなく、お父さまも一緒になってのご参加をおすすめしています。それぞれが自分らしい出産に向けて、医師、助産師らと一緒に考えてみませんか。

分娩

「待つ」お産

陣痛が早く来るかどうかに、赤ちゃんの大きさ、2人目以降かどうか、子宮口の開き具合などが影響していると思われている方もいるようですが、どれも関係ありません。赤ちゃんが、生まれようとする日が分娩の日なのです。赤ちゃんが自然に降りてきてくれるのを、待ちましょう。

分娩の進行を「待つ」とは

分娩 赤ちゃんがゆっくりとお母さまの元へやってきてくれるのを待ちます。胎児心拍モニターで赤ちゃんの様子をつぶさに確認します。赤ちゃんが元気であれば、急ぐ必要はまったくありません。分娩のスピードは、赤ちゃんとお母さまが作っています。それぞれ母子によってスピードは違いますので、焦りは禁物です。

赤ちゃんが産道を降りてくる刺激が、母体の脳にも伝わり、痛みを緩和し、産道・会陰を柔らかくしてくれます。これは、焦らず待つからこそ、分泌されるホルモンなのです。

分娩ホルモン「オキシトシン」とは

愛情ホルモン・共感ホルモンとして最近注目されているホルモンがあります。痛みを緩和してくれる、「オキシトシン」と呼ばれる分娩ホルモンのことです。

静かで安心した空間で優しくタッチしてもらうことで、より分泌されることが分かっています。当院では、熟練した助産師が、お母さまからより良いオキシトシンを自然と引き出せるよう、サポートしています。

出産時のご家族立会いについて

出産、感動的な瞬間。その瞬間を夫婦で一緒に、お姉ちゃんやお兄ちゃんとなるお子さまと一緒に、おばあさま、おじいさまと一緒に味わいたいと考える人は多いでしょう。出産の時間を家族と過ごすことは、お母さまがリラックスできるとともに、家族が増える喜びをみんなで分かち合う意味でも重要です。

お母さまの陣痛にあわせて、お父さまに体位の切り替えやマッサージなどを手伝っていただくこともあります。出産という感動の瞬間まで、お父さまも大事な分娩介助のメンバーです。

したがって、お父さまの分娩室への出入りは原則自由とさせていただいております。特別な制約もありません。出産日当日、その時のご家族の気持ちやスケジュールのご都合に応じて、自然な立会い出産となるよう、サポートいたします。

産後のリハビリ

産後のリハビリトラブルに悩まされるお母さまは少なくありません。主なトラブルは、腰痛や恥骨痛、坐骨神経痛などです。妊娠中から産後にまでお呼びます。赤ちゃんを産む前でも後でも、普段の生活をストレスなく過ごせないのは辛いですね。

産前産後の身体は大きく変化します。そのため、骨盤のゆがみや骨盤底筋群のゆるみが起こりやすくなっています。よしかた産婦人科の「産前産後リハビリ外来では、当院専属の理学療法士が、妊娠中から産後まで、お母さまの身体を理学療法ケアでサポート。無理なく、その方に合わせたメニュー構成で、リハビリを実施します。

産後のリハビリ外来

理学療法士: 山崎 愛美先生
資格: 理学療法士、呼吸療法認定士
2004年 総合病院にて回復期・急性期のリハビリテーション科に従事
2011年 フリーランスとして活動を開始し、行政や企業、一般向けの講座多数開催
2012年 フランスにて専門家向け研修終了
産後リハビリテーション研究会の立ち上げ(会員数約650名)
現在に至る
山崎先生からのメッセージ

産前産後の体の変化に伴って、
尿漏れ、腰痛、恥骨痛、股関節痛、腹直筋離開など、様々なトラブルが起こります。 これらのトラブルを予防、解決することを目指し、筋・骨格を診る専門職としてサポートします。

母乳外来

よしかた産婦人科では、自然分娩・母乳育児を推進しています。

スムーズな母乳育児の導入と継続のために、お母さまの不安や心配などのご相談はもちろん、母乳の与え方指導、乳腺炎などのトラブルの治療、卒乳に向けての乳房ケアなど、総合的な母乳育児支援を行っています。ご自宅へ訪問しての施術治療、指導(訪問看護)や、提携先開業助産師の紹介もしております。

※よしかた産婦人科で出産されたお母さまのための外来です。他院にてご出産され方のケア、ご相談はお受けしておりません。

助産師外来

分娩を介助し、入院中から退院後の育児相談までサポート。助産師が、患者様おひとりおひとりと面談の上、出産に向けてのバースプランの相談、産前産後の身体と心の準備などについてご説明します。不安なこと、疑問に思っていること、日頃気になっていることがあれば、なんでも気軽にご相談ください。
(妊娠30週頃に予約をお取りします。もし、それ以前の日程をご希望される方はスタッフまでお申し出ください)

食へのこだわり

食へのこだわり 赤ちゃんを産み育てるお母さまが摂取する食事は、その後の家族の健康を支える大切なもの。赤ちゃんが初めて口にするおっぱいはお母さまの血液で作られていますし、お母さまの好きな食べ物が、おっぱいの味に影響します。
よしかた産婦人科は、身体を作るもとになるものが「食」であり、医療と食事は同じくらい重要という考えから、「医食同源(いしょくどうげん)」を大切にしています。
できるだけ旬を取り入れ、安全でん新鮮な食材を使う、野菜を多くするなど、入院中の食事にも反映。見た目も味も、お母さま方に喜んでいただいています。

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